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断捨離で出てきた実家の12年ものの梅酒を数か月で飲み干す勢い

実家に物が多いのはどこでもあるあるなのだろうけど、うちの実家は一見美しさを保たれている。ただし、一つ扉を開けるとそこにはまぁ、築60年のモノが詰まっている。たまたま開けたら最後、気になってガサ入れが始まる。それが楽しいほど、掘り出し物があったり、ゴミ袋パンパンに捨てるものがあったりで、すっきりする。

今回は梅酒が出てきた。実家の台所、タカラスタンダードは流し下がおかしなつくりになっていて、一メートル×40センチ×60センチ、といったかんじの容量で扉は一か所ときている。扉は40×40ぐらいだから、奥のものには手が届かない。どんなに工夫をしても前に置いたもので奥は死んでいく。これ設計ミスなのでは?タカラスタンダードの流し台の下の細い穴からなめくじとコバエ疑惑

そんな設計ミスの死んだ場所に梅酒は眠っていた。あることは覚えていたが12年経ってるとはねぇ、という感じで今回、陽の目を浴びることとなった。

これが美味い。開けた瞬間、12年前の妖精が芳醇な香りをもたらしてくれた。少し瓶に入れて、もらって帰ったがその日から毎晩、コップに一センチぐらい飲んでいる。梅味のチューハイに入れたりしてもまたよい。12年という忘れ去られた月日が作り出したにちがいない。設計ミスではないのだ。そうするべくして作られたコーナーだったのだ。

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