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トイレの換気扇のありえないぐらいの埃を業者に頼まず一斉除去

実家のトイレがずいぶん前から換気扇のコンセントが抜いてある。なぜか、と聞くと音がうるさいから、と親が言う。トイレの換気扇は照明のスイッチと連動して作動する。そしてスイッチを消してからもしばらくは稼働するしくみになっている。トイレに入ってる時にうるさい?とは、夜のトイレに起きてきたときにウィーンというあの音が目が覚めて嫌なのだと言う。16年使ったアラウーノ、パナソニック史上最高レベルにリフォーム

本来使われるものが使わずにいることを残念に思い、それは埃がたまってうるさいのではないか、私が掃除してみよう、外側から見ても埃が見えるけど、見かけだけの掃除機ではなく、取りはずして開けてみる、どうせ使ってないのなら壊してもいいだろう、という念をおしたら、いいよ、と好きにすればいい、ぐらいの返事が返ってきた。

若干ワクワクして、脚立にのって、引き抜いた。とくに工具が必要なこともない、ただ壁にスポッとはめられているだけだったようで簡単にぬけた。

と、

見てはいけないものを見たーー

もうほこりとは呼べないほどの塊に換気扇の本体は覆われていた。そして外へと通じるトンネルは何か住んでるのではないかというほど埃の積み重ねだった。

これは掃除機が壊れるレベル。すぐには使えない。まず本体をゴミ袋の中に入れ、ナイロン手袋をはめ、ほこりを手ではがしていった。大まかに埃を取り、こすり、掃除機をかけた。掃除機の先はブラシのついてるものに付け替えた。埃自体はネバついているわけでもなく、油汚れやカビでもないので簡単に外れていった。ただ、プロペラのところは指が入らない。水をかけると故障するだろうし、おおごとにするほど気力がなかった。それでもかなりスッキリ綺麗になり、元の羽の色が見えた。

次はトンネル。トイレの壁から外へ向けて20センチほどのトンネルはミニチュアの人形を置いたら映画の特殊撮影で使えるかもしれないぐらい異世界に見えた。ここもナイロン手袋で埃をつまんで捨てていく。下手に動かすと周囲にまき散らすので息をひそめて静かにかき集めていった。ここは量こそすごかったが、凹凸の無い場所なので取れてみたらあっという間にきれいになった。

これは何十年のほこりか。こんな換気扇だと動くたびに肺を汚されていたのではないか。咳も出ただろう。掃除機は赤ランプが点灯してゴミ袋交換となった。なんだかものすごい仕事を成し遂げた気分になった。元通り換気扇をもどしてスイッチをつけると、あぁ綺麗な空気が入れ替わる。音だってかすかだ。

我が家のトイレを思うと、同じく埃が外から見えるが、外したりできる代物ではない。取扱説明書にも掃除は表面だけで、ひどくなったら業者をよぶ、ということになっている。これがくやしい。きっと内部は同じく異世界のはずだ。お風呂の換気扇もそう、台所の換気扇もそうだ。表面の汚れを取ることは出来るが、その奥の汚れは業者を呼ぶ、ということになっている。

トイレって服の脱ぎ着やトイレットロールの紙の粉などで狭い空間にほこりが溜まりやすいのだ。トイレの神様がいはるのなら、なおさらなんとかしたいのだけど。

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