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予習シリーズ国語四年の行宗蒼一の「勉強っていやいやするもの?」

わずか10歳足らずの子が読む内容とは思えない。これが読めてたら相当、嫌な子供って感じなのではないだろうか、と思う私は嫌な大人なのかもしれない。予習シリーズは四谷大塚グループの塾で使われている。ほかにも英進館や早稲田アカデミーなど。ネット販売もしてるし大手塾で使われているテキストだ。この、行宗蒼一さんの、勉強っていやいやするもの?ほんとうに学ぶとはどういうこと?、は四年生の上、第19回に出てくる基本問題だ。

塾に子供を通わせているお母さん方は、子供のテキストを見て、一緒に理解されているのだろうか。ちっとも国語の成績が上がらなくてーー、なんて、このテキストを見てから言ってるのだろうか。お母さんも塾にともに通い、ともに週一の確認テストなんてのを受けたら、我が子よりも良い点を取る自信があるのだろうか。大人でも正答するのは難しいと思うのだ。

この内容は、行宗さんが東大の教授に話を聞く機会があり、感動したことを伝えている。感動したこととは、教授が、学ぶってこういうことなんですよ、とわかりやすく教えてくれて、目からうろこだった、ということだ。具体的な例を出されている。例えば自分が、森の管理人だとする。毎日まいにち、森を一周して、はい、今日も変化なし、と報告書を書いてるとする。しかし何日も続けていると、あれ、今日はいつもと違うな、っていうことに気付く。例えばいつもとちがって、川の水かさがどうの、とか見慣れない植物がどうの、とか、風の冷たさがどうの、とか、それは人によって見る部分が違うだろうけど、自分の中のいつも、とは違うなにか、に気付くことがあるはずだ。するとそこに注目しだすと、もっと細部の変化も知ろうとする。この植物は見たことないな、とか、例年ならこの季節、雪がふるのにな、とか、蜂が異常に増えてるな、とか。そして、別角度の変化も気になりだす。そういえば、気温が例年とは違うぞ、とか、川の流れも、、とか、個々の変化の関連性を疑いだす。なぜ?と思い始める。そうすると調べることになる。人に聞いたり、ネットで調べたり、その先を想像したり、何かルールを探し出したり、、、それが学ぶってことなんですよ、だ。誰かから与えられるもの、ではないんですよ。どうしてそうなるんだろう、本当かな、自分の目で確かめてみよう、これが学ぶってことなのに。。。とおっしゃっている、という意味に私はとった。

大人の私はこの内容を、とても面白いと感じた、が、これを小学四年生に理解してもらうのは、なかなか難しいのではないだろうか。塾の先生がかみくだいて彼らにわかるように易しく教えてくれるのだろうか。それなら是非、我が子にお願いしたい、と思う内容ではある。【読書感想文】サンテグジュペリ星の王子さまをしくじり先生と公文のフランス語で

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