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中学英語ニューホライズン3全訳解説

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みんな見てごらん、先生は、ネット上にこんな写真見つけましたよ。この人のこと知ってる人いますか?マハトマ・ガンディーです。インドのお札には彼の顔がのってますよ。ガンディーはインドの人達にとってものすごく尊敬される人なんです。

じょうずな発表だったよ、ジョシュ、面白かったわ。ありがと、ガンディーは世界中でたくさんの人に影響を与えた人なんだ。彼ってインド独立のために頑張った人よね?そうなんだ、どんなやり方だったか知ってる?非暴力?その通り、彼は決して暴力をふるわなかった、だから人権と戦う人たちにとって今でも尊敬されてるんだ。そうなんだ。もうちょっとガンディーのこと調べてみたいな。そうだね、彼は抗議のために断食もしたんだよ。断食?飲んだり食べたりをしないってことさ。えぇ、大変そう。

ガンディーは1893年に弁護士として南アフリカへ行ったんだ。その頃はイギリスが支配してたから、すごく差別があったんだよ。例えば、インド人は夜自由に外出出来ない、とか、歩道を歩いちゃいけない、とかね。インド人、っていう理由でホテルで門前払いされたりなんてこともあったんだ。1906年にはイギリスはインド人に対してもっと不公平な法律を作ったんだよ。南アフリカにいるインド人は怒ってその法律に抗議したんだ。その時ガンディーは彼らの権利を守るため、その運動を先導することにしたんだ。ガンディーのメッセージはこうだよ、その法律に従うな、でも暴力は使っちゃいけない、例え逮捕されたって、ってね。すぐに刑務所はインド人でいっぱいになっちゃったしガンディーも牢屋に入れられたんだ。1914年にやっと、長い月日と努力の末、その法律は取り下げられたよ。非暴力運動が勝ち取ったわけだね。

ガンディーは1915年にインドに戻って来たよ。インドもまたイギリスの植民地だったんだ。その頃はイギリスが塩についての法律を作ってたんだ。イギリス人しか塩は製造したり販売したり出来ない、ってね。すごく高い税金をかけたからインドの人はすごく貧しかったよ、でも高い塩を買うしかなかったんだ。お金がイギリスへ流れていくよね、ガンディーはこれは不公平だ、って考えたんだ。1930年、ガンディーは海まで歩いて行って、自分で塩を作ることを考えたよ。78人の仲間と始めたんだけど、何千人もが途中から一緒に参加してくれたんだ。400キロほど歩いたら海に到着、この暴力一切なしの歩くことでイギリスへの反対を表す行動は、ソルト・マーチって呼ばれたんだ。世界中でニュースになったから、差別に対する新しい戦い方をみんなが知ることになったよ。ガンディーの平和的な戦いはこの後も続くよ。非暴力の抗議はガンディーの残した遺産だよね、マーティンルーサーキングやネルソンマンデラみたいにね。

高校英語中学二年生英語の開隆堂サンシャインSunshine2の全訳

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