book

【読書感想文】「鼻」芥川龍之介 ‘Nose’ by Akutagawa も50歳過ぎたら深く感じる

読書感想文なんてもう何十年も昔の話。当時、いかにして「読んでないのに読んで感動したか」をでっち上げるテクを探していたことを思い出します。そこにいくと、息子たち世代、生まれながらにしてネット世代。簡単に情報が手に入っちゃう。下手すりゃ感想文まるまる載ってるもんね。別に◯◯賞を狙ってるわけでなく、取り敢えず提出すればいい、のレベルなら、ネットで十分。

My son choose ‘Hana’ for summer report because it is short to read.で、今年の息子の選択がこちら

「鼻」芥川龍之介、です。

芥川龍之介https://ja.wikipedia.org/wiki/芥川龍之介

なぜか?

短いから。

で、息子が置いといた本をちょっと懐かしいなぁ、と手にとってみた、ら、いろいろ考えさせられちゃった!It is interesting for me, may be I can make the report.50代の私が今さら読んで、今なら読書感想文書けるわぁ、って思う。で、まず書き始め、

これってパクリ?Copy?

He made this story based on ‘Konjyaku story’.この話どっかで読んだことあるわぁ、お坊さんがすんごい長い鼻だからご飯食べるのも一苦労。弟子に長いヘラみたいな棒で鼻を持っておいてもらう、そうしないと自分の鼻がお粥の中にボッチャン、って。ある時、弟子がくしゃみした時、ボッチャン!熱〜っ!てはなしが京都中に広まった、って、、、、絶対どっかで読んだよ。こんな変わった人、世の中に二人も要る?って、ウィキペで調べると、今昔物語にヒントを得た、って。えぇ!コピー?

コピーはダメね。盗作ってダメよ。コピペで叩かれた人って何人もワイドショーでやってるもんね。で、これ有りなの?

His point of view was high praised by Soseki. 有りなんよ。だって夏目漱石がすごく褒めたって。

『夏目漱石のこころ』はこちら→https://alajaponais.com/kokoro-by-soseki-%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%84%9f%e6%83%b3%e6%96%87-%e3%80%8c%e3%81%93%e3%81%93%e3%82%8d%e3%80%8d%e5%a4%8f%e7%9b%ae%e6%bc%b1%e7%9f%b3

当時、高く評価されたのは、古典を引っ張り出してきたその目の付け所がいいんだと。私たちにとって今昔物語は古典だけど、芥川にとっても古典であり、いわば埋もれていた作品を

復活させたその感性が素晴らしい、と。

納得?微妙?ローリングストーンズのペイントブラックとか、森高千里の17才とか?違うか。てか、古いなぁ。でも、嘘ついたわけじゃないもんね、昔の作品を今風にカバーしてみたらこんなにナウになったよ、だから。Like a ‘Paint Black’ by Stones.

なので何故この作品を選んだか、って時にこういう背景は大きいと思う。

次に

主人公の気持ちわかるぅ〜

I do understand his feeling. Everybody feel inferior something. Naigu doesn’t like his nose. コンプレックスって誰しもあるよねえ。もうちょい背が高けりゃなぁ、、とか、歯並びが出っ歯だから、とか目がぱっちりしてたら、とか、ニキビさえなければ、とか、鼻が空向いてるのが、とか色白が嫌とかいいとか、(いや、ココそんな尺取るとこか)。そりゃ、日常生活に支障をきたすレベルだから現代なら美容整形だけど、そんな発想当時は無いから、

他人の鼻ばっかり気になって見ちゃう、とか、何度も鏡で自分の鼻がどういう角度ならましに見えるかな、とか人知れず研究したり、歴代の有名人に鼻で困ってた人いないかな、って調べたりとか。実際、耳にコンプレックスがあった人を見つけて、あぁ、鼻だったら気持ちがちょっとでも楽になれたのにな、とか思う辺り、、泣けます。わかる。それでもって、

「私はそれほど自分の鼻のこと気にしてませんけど?」

But he pretends that he doesn’t care much. というポーズをとってる、というのも大きくうなづきました。わかる、わかるよ。私の悩みはコレコレでぇ、って他人に言えるぐらいなら悩みじゃないよね。知られたくないのよさ。これを読む10代の若者なら尚更じゃないかな、まだ世間も小さいし、これから知ることが多いからね。

他人に話すと一気に気が楽になるってことあるけど、相手は慎重に選ばないとね。おもしろ可笑しく笑い話に拡散されるから。本文でも何かと小僧たちがきゃぁきゃぁと、、、これもありがち〜(笑)でも、「こうすれば鼻短くなるんじゃね有力説」を仕入れてきてくれたのもその小僧の一人。

小僧でかした!どっかのお医者さんから聞いてきた鼻の短くなる方法。すぐにでも試してみたい。でもプライドが邪魔をする。まぁ試してもいいけどさ、別にこの鼻でもいいんだよ、でも、君たちにも毎度ごはんのたびに、お手数かけるのもね。君たちがどうしても、って言うならね、(チラッ👀!) やってみましょうよ〜ぜひぜひ。そうかい、そこまで言うならねぇ。He wants to try the way to shrink nose one student is advised by the doctor. But he is waiting them to ask him. He has funny sense of pride.

世話のかかるヒト、、小僧もちゃあんとその辺のことわきまえています。でも、その方法というのがすごい、熱湯で鼻をゆで、真っ赤に茹で上がったところを小僧が足でふむ、、

え?なんて?

鼻を茹でて足で踏む、、挿し絵がなかったらイメージわかないほど荒治療。すると毛穴から脂の塊がいも虫のように出てくる。It’s funny way but I can imagine.

はい、これわかります。やったやった。毛穴の黒ずみが気になってね。

イチゴ鼻を気にする人は以外に多い。だけど屈辱的、だわね。まぁそんなこんなを乗り越えて、鼻は短くなった! He did it!

ココ嬉しい!コンプレックスが普通レベルになる、ってどれだけ嬉しいか。鼻のせいで嫁がこなかったんじゃないの?とか、鼻のせいで出家したんだろう、とか言われ続けてもう中年。わぁ、良かったねぇ、とハッピーエンドだねぇ、Is that a happy end?

But people laughed at him. WHY? 喜びも束の間、周りが以前よりもジロジロ見て笑う。どうして?喜んでくれても良さそうなのに、何で?!内供が思い当たったのはこの一文

人間の心にはたがいに矛盾した二つの感情がある。もちろんたれでも他人の不幸に同情しない者はない。ところがその人が不幸を、どうにかして切り抜けることができると、こんどはこっちでなんとなくものたりないような心もちがする。少し誇張して言えば、もう一度その人を、おなじ不幸におとしいれて見たいようなきにさええなる。そうしていつのまにか、消極的ではあるが、ある敵意をその人に対していだくようなことになる。People has 2 feelings, are contradicted each other. You feel sorry somebody in poor, but once they get success, you feel not happy. Or should I say you want them to be poor again.

この後、内供は短くなった鼻がうらめしくなり、またどうしたことか鼻はある朝元に戻ります。私なら発狂しそうですが、あぁ、良かった、もうこれで誰にも笑われることはない、と内供は胸をなでおろします。His nose gets long again, one day. Naigu feels relief, nobody laugh at me anymore.

なんで?

私が一番こころ動かされたのは、この人間の心理。不幸な人を可哀想に、と同情するのは本当。でもその人が脱出したら、チッ、と思うのも本当、というくだりです。本当でしょうか?This is the point I wonder. Is that true?

他人の不幸は蜜の味、っていう言葉もあるけれど、そんな自分は哀しいよ。相手の幸せも喜んであげれる度量のある人間でありたいよ。うまいことやった友達にチッ、っておもうことはあるよね。それが嫌いな子だったら、なおさらね。進次郎の結婚と山ちゃんの結婚、良かったねぇ、と思う度合いは違うよね。芸能人だからいいけど、身近な人だったらどうかな。クソ、って思う自分が嫌で距離を置こうとするかもね。あぁ、やっぱ言い得てるのかしら。もしも自分も同じ鼻だったら?一緒に悩んでた子が一人克服したら?一緒に試したのに自分は効果なかったら?冷静でいれるかな?ちょっと考えましたね。

でもね、でもそれだからこそね、思いやれる人間でありたいよね。10代では難しいと思うよ。相手の幸せなんて思いっきり妬むよ。でも、どっかで祝福出来るイケてるオレ、ワタシ、みたいなの、いつかね。今は無理だから距離おこう、でもいいんじゃない。50代でこのレベルだから、年齢じゃないのかしら(笑)でもこの本読んでそういうこと考えました。がんばろ、って。

こういう古典を読んで一番思うのは

人間って昔っからおんなじなのね

似たようなこと悩んで似たような教訓があって、それでも何百年も千年も同じ失敗、繰り返してきているんだなぁ、ってこと。今昔物語の時代に言われたことが明治の時代でもやっぱり、わかるわぁ、となり、令和の今でも、人間ってそういうとこあるよね、なので結論、We don’ t change for a long time. We do the same worries, make the same mistakes, and still don’t achieve. Akutagawa points this our weakness. He is great.

芥川先生は偉大です

【読書感想文】「鼻」芥川龍之介 ‘Nose’ by Akutagawa も50歳過ぎたら深く感じる はコメントを受け付けていません